顆粒500g 煎じ薬
 煎じ薬
 桃核承気湯
 トウカクジョウキトウ
成分・分量 本品(1包)1日量 15.5g中
日本薬局方  トウニン 5.0g  日本薬局方八  乾燥硫酸ナトリウム 2.0g
日本薬局方  ケイヒ 4.0g  日本薬局方  カンゾウ 1.5g
日本薬局方  ダイオウ 3.0g  
用法・用量
 大人(15歳以上)は1包(1日量)につき水400mlを加え、あまり
強くない火にかけ200mlに煮つめ、3〜2回に分けて食前1時間前
又は食間空腹時に温服する。
効能・効果
比較的体力があり、のぼせて便秘しがちなものの次の症状:
月経不順、月経困難症、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、
高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり)
使用上の注意
1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談すること
(1) 血圧の高いひと又は高齢者。
(2) 心臓又は腎臓に障害のある人。
(3) むくみのある人。
(4) 今までに薬により発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(5) 妊婦又は妊娠していると思われる婦人。
(6) 医師の治療を受けている人。
2.服用に際して、次のことに注意すること
(1) 定められた用法・用量を厳守すること。
(2) 他の薬剤との併用はしないこと。他の瀉下薬(下剤)。
(3) 小児に服用させないこと。
(4) 煎じ液は必ず熱いうちにかすをこし去ること。
(5) 本剤は、必ず1日分ずつ煎じ、数日分まとめて煎じないこと。
3.服用中又は服用後は、次のことに注意すること
(1) 本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ等の症状が現れた場合には、服用を中止し、
  医師又は薬剤師に相談すること。
(2) 本剤は下剤成分も含まれているので、服用により軟便になることもあるが、
  もしはげしい腹痛をともなう下痢があらわれた場合には、服用を中止し、
  医師又は薬剤師に相談すること。
(3) 本剤の服用により、予期しない出血があらわれた場合には、服用を中止し、
  医師又は薬剤師に相談すること。
(4) 本剤を服用することにより、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、
  手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等の症状が現れた場合には、服用を中止し、
  医師又は薬剤師に相談すること。
(5) 1ヶ月位(便秘に使用する場合には、数日間)服用しても症状の改善が見られない
  場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談すること。
(6) 長期連用する場合には、医師又は薬剤師に相談すること。
4.保管及び取扱上の注意
(1) 小児のとどかない所に保管すること。
(2) 直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管すること。
(3) 誤用をさけ、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。
(4) 煎じ液は腐敗しやすいので、冷暗所又は冷蔵庫等に保管し、服用時に再加熱して
  服用すること。