エキス顆粒500g | ||||||||||||||||||||||||||
東洋の桃核承気湯 エキス顆粒 | ||||||||||||||||||||||||||
トウカクジョウキトウ | ||||||||||||||||||||||||||
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組成 本品1日量 9.0g中
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性状 本品は黄褐色の顆粒で、わずかに特異なにおいがあり、味は初め 甘からく、後ややえぐい。 | ||||||||||||||||||||||||||
用法・用量 通常、成人1日9.0gを3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。 なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。 | ||||||||||||||||||||||||||
効能・効果 比較的体力があり、のぼせて便秘しがちなものの次の症状: 月経不順、月経困難症、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、 高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり) | ||||||||||||||||||||||||||
使用上の注意 1.一般的注意 (1) 本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値に充分留意し、 異常が認められた場合には投与を中止すること。 (2) 他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。 カンゾウ、ダイオウを含む製剤との併用には、特に注意すること。 (3) ダイオウの瀉下作用には個人差が認められるので、用法・用量に注意すること。 2.慎重投与(次の患者には慎重に投与すること) (1) 下痢、軟便のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。] (2) 著しく胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、腹痛、下痢等があらわれる おそれがある。] (3) 著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強される おそれがある。] 3.相互作用 併用に注意すること グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤[偽アルドステロン症があらわれ やすくなる。また、低カリウム血症の結果として、ミオパチーがあらわれやすくなる。] 4.副作用(まれに:0.1%未満、ときに:0.1〜5%未満、副詞なし:5%以上 又は頻度不明) (1) 重大な副作用 @偽アルドステロン症:低カリュウム血症、血圧上昇、ナトリウム、体液の貯蓄、浮腫、 体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値 の測定など)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止すること。 Aミオパチー:低カリウム血症の結果としてミオパチーがあらわれることがあるので 観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を 中止すること。 (2) その他の副作用 @過敏症:発疹、発赤、痒み等の過敏症状が現れることがあるので、このような症状が 現れた場合には投与を中止すること。 Aその他:心悸亢進、のぼせ、舌のしびれ、悪心等があらわれることがある。 5.高齢者への投与 一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。 6.妊婦への投与 @妊娠中の投与に関する安全性は確立していないが、本剤に含まれるダイオウ (子宮収縮作用、骨盤内蔵機の充血作用)、乾燥硫酸ナトリウム(子宮収縮作用)、 トウニンにより流早産の危険性があるので、妊婦又は妊娠している可能性のある 婦人には投与しないことが望ましい。 Aダイオウ中のアントラキノン誘導体が母乳中に移行し、乳児の下痢を起こすことが あるので、授乳中の婦人には慎重に投与すること。 7.その他 本剤は、乾燥硫酸ナトリウムが含まれているので、治療上食塩制限が必要な患者に 長期投与する場合は慎重に投与すること。 | ||||||||||||||||||||||||||
取扱上の注意 (1) 直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管するしてください。 (2) 誤用をさけ、品質を保持するため、他の容器に入れかえないで下さい。 (3) 開封後は特に湿気を避け、ふたをよく閉めるなど、取扱に注意して下さい。 (4) 本剤は生薬を原料としたエキスを用いた製品ですから、製品により色調や味が多少 異なることがありますが、効果にはかわりありません。 |