煎じ薬
 龍胆瀉肝湯
 リュウタンシャカントウ
成分・分量 本品(1包)1日量 28.5g中
日本薬局方 トウキ 5.0g  日本薬局方 シャゼンシ 3.0g
日本薬局方 ジオウ 5.0g  日本薬局方 リュウタン 1.5g
日本薬局方 モクツウ 5.0g  日本薬局方 サンシシ 1.5g
日本薬局方 オウゴン 3.0g  日本薬局方 カンゾウ 1.5g
日本薬局方 タクシャ 3.0g
用法・用量
 大人(15歳以上)は1包(1日量)につき水400mlを加え、あまり
強くない火にかけ200mlに煮つめ、3〜2回に分けて食前1時間前
又は食間空腹時に温服する。
効能・効果
比較的体力があり、下腹部筋肉が緊張する傾向があるものの次の諸症:
排尿痛、残尿感、尿の濁り、こしけ。
使用上の注意
1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談すること
(1) 胃腸が弱く下痢しやすい人。
(2) 血圧の高いひと又は高齢者。
(3) 心臓又は腎臓に障害のある人。
(4) むくみのある人。
(5) 今までに薬により発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(6) 妊婦又は妊娠していると思われる婦人。
(7) 医師の治療を受けている人。
2.服用に際して、次のことに注意すること
(1) 定められた用法・用量を厳守すること。
(2) 小児に服用させないこと。
(3) 煎じ液は必ず熱いうちにかすをこし去ること。
(4) 本剤は、必ず1日分ずつ煎じ、数日分まとめて煎じないこと。
3.服用中又は服用後は、次のことに注意すること
(1) 本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ、食欲不振、胃部不快感、下痢等の症状が
  現れた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談すること。
(2) 本剤を服用することにより、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、
  手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等の症状が現れた場合には、服用を中止し、
  医師又は薬剤師に相談すること。
(3) 1ヶ月位服用しても症状の改善が見られない場合には、服用を中止し、医師又は
  薬剤師に相談すること。
(4) 長期連用する場合には、医師又は薬剤師に相談すること。
4.保管及び取扱上の注意
(1) 小児のとどかない所に保管すること。
(2) 直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管すること。
(3) 誤用をさけ、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。
(4) 煎じ液は腐敗しやすいので、冷暗所又は冷蔵庫等に保管し、服用時に再加熱して
  服用すること。