水虫が完治しない理由(1)

弱い白せん菌が何億年も生き残ってこれたのには理由がある。
白せん菌は環境に強い菌で、薬の攻撃に耐える方法を知っている。
繁殖するときと、生き残りのときとは形態が違うし、薬に対する耐性も違う。


 糸状菌の状態(繁殖するとき)
環境が良く増殖するときの形態でこれがわれわれの皮膚の角質部位に住んでいる。
温度や湿度があり、角質が厚い部位の足は一番住み心地のいい環境といえる。
靴を履き化学繊維の靴下を履く生活様式が、水虫には住みやすい環境といえる。

 芽胞菌の状態(生き残りのとき)
白せん菌は環境が悪くなると、芽胞菌の状態で何ヶ月も辛抱することができる。
植物の種が環境に強く、何千年も前の種が発芽するのと同じで、環境が良くなるのを
この状態でじっと待っている。
この状態は薬にも強く、なかなか死なない。
人は皮膚の表面がきれいになると「治った」と勝手に判断して薬をつけるのをやめて
しまうが、この時を水虫は待っているのだ。
この芽胞菌を撲滅しないと水虫はまた繁殖する。

患部がきれいになっても3ヶ月は薬を続けよう。
でないと芽胞菌は死滅してくれない。


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